時短勤務や派遣といった働き方を選ぶ

子供が大きくなったのでそろそろ働きたいが、ブランクがある自分を雇ってくれるかという不安を、仕事復帰を考えた際に感じる専業主婦が多くいます。
ブランクを経て仕事をするだけでも不安なのに、家庭と両立しながら働くとなると更に不安は増すばかりでしょう。

大手人材派遣会社は、そうしたブランクを経て働いたママの中で、一年後に辞職した方は約4割もいたと発表しました。
周囲にいるママの中にも、働いたけど無理だったと嘆いている方がいるかもしれません。
こうしたことから、子供関係の急な早退、欠勤を強いられながら仕事をするのがいかに難しいことであるかを、身を持って感じる専業主婦は多いです。

では、一度家庭に入ったママはもう働けないかというとそうではなく、最初は無理しない職場を選ぶ事が大切です。
結婚前はバリバリ働いていたという方でも、時短勤務や派遣など、最初は家庭と無理なく両立できる職場からスタートするのが望ましいです。
スモールステップといって、最初から大きな一歩ではなく、自分が確実にできる範囲の小さな一歩を繰り返しながら社会復帰していくとスムーズにいきます。

また、周囲に頼れる人がいない、家庭の事情で早退、欠勤の可能性がある場合、最初の面接で必ずその旨を伝えましょう。
中には家庭の事情を相談すると雇ってもらえないと懸念する方もいますが、いざ働き始めて困るのは自分です。
女性の社会進出が増えている現在働くママに理解を示す職場は多いため、正直に話してみてください。